Perfume"chocolate girls"

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「萌え」で表現する

「萌え」ってのももう古い気がするけど、世の中に溢れる物を「萌え」で表現するような試みがいくつも行われてきている。ある物はその商品のパッケージに萌え絵をデザインしてみたり、広告にも萌え絵(かわいい女の子)を登場せさてみたりしている。自衛隊募集のポスターにもかわいい女の子が登場したりした。
今、美術系の人も美術系の学問を収めながらも、従来の美術的表現に留まらず、その作品を「萌え」で表現している人が多いという。現在ではパソコンでのスキルも必要だ。
ITの技術系の人もそうだ。Perfume=「萌え」だと言っても否定する人は少ないだろうからそうしてみるが、高度なプロジェクションマッピングみたいな技術を使ってそれをPerfume「萌え」で表現している。


Perfumeの場合、高度なIT技術とかわいい女の子というギャップというギャップ萌えみたいな関係があるのだけれども、どうして「萌え」を使って表現するのだろうか。


普通に考えればその表現をする対象のイメージをやわらかく親しみやすいものにしたいという思惑はあるだろう。でもそれだけじゃない。
「萌え」というのはいわゆるオタク文化の中からでてきた言葉であり、いかにもアニメチックなかわいい女の子や自分の琴線に触れる状態のことを「萌え」だと言ってきた。これは周知のとおりだ。
オタク文化と言えば、先日東京のビッグサイトで行われたコミックマーケットが最高峰の祭典だろう。3日で59万人があの炎天下の中、日本中から、いや、まだ少ないが世界からも集まってきたのだ。趣味の世界でここまで人を集めるイベントはないだろう。「好きだ」という尋常ではないパワーが集まるイベントだ。ライブならお客さんがジャンプしたり手を振ったりして動くので普通のことなんだが、コミケでは会場内に人が集まるだけで雲のような霧のようなものが発生する。これは通称「コミケ雲」と呼ばれている。

このパワーだ、と思う。このパワーに無意識にあやかりたいと思っているのだ。
今現在では種々雑多の人々のこれほどの熱狂的なエネルギーを集めることのできるイベントはないし、その対象もないと思う。音楽のフェスは演者とお客に分かれるが、コミケはそれを生業にしている人もいるかもしれないけどあくまで趣味的だ。ここがすごい。
このエネルギーを分けてほしくて「萌え」で表現すること選択しているんだと思う。エネルギーを分ける、とはオタクさんに注目してもらうということにもなる。そうすればネットにも挙がるし宣伝にもなるし。

60年代や70年代みたいな時代的なエネルギーというか、新しいものや文化が次々と生まれてくるようなエネルギーを持った時代というのはもう来ないかもしれない。そういう意味では今はエネルギーが枯れているのかもしれない。いくらマスコミや大手広告代理店が時代を先導しようとしても、もうそれは無理だ。そういう行為自体が興醒めだ。
そんな中で、今一番エネルギーがあるのは、オタクと呼ばれる人々の恥も外聞もなく純粋に「好きだ」という気持ちの中だけなんだろうと思う。そこにみんな無意識に惹かれているのだろう。

Perfumeをフェスに呼びたい主催者側の気持ちもこんな感じなんじゃないかな。
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