Perfume"chocolate girls"

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ダニエルさんのインタビュー

ダニエルロブソンさんは、ロンドンライブのときに通訳係に任命されたダニエル君ではなく、イギリス生まれの日本在住の記者である。
この記者のインタビュ―は以前ジャパンタイムズでも行われた。
で、今回が二回目。
この人、もしかしたらPerfumeが世界で成功するきっかけを作ってくれる人なのかもしれない。
完璧にPerfumeに対して好意的だ。

ちなみに第一回目のインタビューはこちら

独自にいろいろな活動もしている。主に文化的な音楽的な取り組みだ。



ツイッターはこちら

Perfumeがブレイクするときにもいろいろな人が支援し宣伝してくれたことはみんな知っているし、その人たちに対してファンもいまだに好意的である。
世界で知名度をあげなければならない今現在、また新たな人たちが集まろうとしているのか?
Perfumeの引力ってなにげにすごい。

以下はWT2以前に行われたインタビューである。
とあるどこかのイケメンが和訳してくれたようだ。ありがたい。

元記事はこちら

特徴的な芳香:Perfume(JPN)、唯一無二のPOP
革新的なダンス、レトロなスタイル、そして天才プロデユーサー中田ヤスタカを従えたトーキョーのガールグループ、世界制覇も?

記:Daniel Robson

Perfumeが日本において最も刺激的なポップグループの一つである事には、いくつかの理由がある。
まず一つには音楽。複雑なマキシマル・ハウスを基礎に構築された、癖になるような、チャートを席巻するメロディーの大群は、過度に音声処理をかけられまるでロボットのようにブツ切りだが、それでもなお100%人間の声に聞こえるボーカルと相まって、Daft Punkにも勝るとも劣らないモノになっている。

その上さらに、完璧に出材された、レトロかつ近未来的なイメージとパンチライン、努力抜きには決して成り立たない革新的なダンスも身に付けた彼女達。これらすべてが一つになるのは勿論、ステージの上だ。

「『ライブがそのアーティストを表すんだ。ライブが駄目だったら、そのアーティストも駄目なんだよ』って、前のマネージャーさんがよく言ってくれたんです」

と西脇・”あ~ちゃん”・綾香は語る。グループの実質的なリーダーである彼女は、メンバーの大本・”のっち”・彩乃、樫野”かしゆか”有香と共に、7月第一週にケルン、ロンドン、パリで行われる初のヨーロッパツアーに向けて、準備を進めている。

「そうやって言ってもらった事がずっと心の中に残ってます。凄いライブを成功させることが、アーティストの力を高めてくれるんだと思います」


「ライブを見て貰えれば、Perfumeの全部を見て頂けると思います」とのっちも賛同する。

「自分達の活動のなかで、一番自信を持っているところなので。最高のスタッフさん達が、ライトアップとかそういう色んなかっこいい事を全部一つにしてくれて。実際にライブに来ていただければ、スクリーン越しに見て貰うよりも何倍も良く感じると思います」


Perfumeの革新的なステージの例を挙げるとするなら、彼女達自身がスクリーンになったステージが例となるだろう。
三人は6月20日に、フランスで行われた栄えあるカンヌライオン国際広告祭にゲスト出演し、自身の曲、「Spending All My Time」のリミックスを披露した。着物のような長い袖のついた純白の衣装を身にまとった彼女達に、印象的なイメージの集中砲火が投影されたのだ。彼女達のダンスは常に完璧にシンクロし、映像は彼女達の体の上で輝いていた。
また、他の技術においては、あり得ないほどにレーザーを操り、巨大なスクリーンにはポリゴンに変換された3人が映し出される。このような技術のいくつかは、あまりにも最先端すぎるため、ツアーのために日本から船積みで輸送する必要があるほどである。


「なんて言ったらいいんですかね~?」とあ~ちゃんは考え込む。「クラブともちょっと違うし、コンサートって訳でもないし。全く新しいカテゴリーですね」

「お客さんのリアクションが欧州だと全然違うと思うんですよ」とかしゆか。

「アジアのお客さんってシャイなところがあるんですけど、ヨーロッパとかアメリカの観客って、物凄いワイルドなイメージがあって。お客さんのリアクションがどうなるのか見てみたいですね」


西洋におけるJ-POPの扱いは現状極めて悪い(少なくともチャートの主流では)と言えるだろう。ピンクレディーから宇多田ヒカルまで、数々のスター達がその壁を乗り越えようとし、失敗してきた。海外においてチャートを席巻したヒット曲は1963年にリリースされた、坂本九の”Sukiyaki”のみだ。Puffyは2004年に、カートゥーン・ネットワークに自身の番組を持ったが、母国での圧倒的な成功を反映させることは出来なかった。

日本の外で息の長いキャリアを築くことが出来たアーティストは、むしろチャートの主流からではなく、その「末端領域」から生まれて来た。70年代のエレクトロ音楽のパイオニア、Yellow Magic Orchestra、80年代のロックの女王少年ナイフや、スタジオの科学者コーネリアス、90年代のニューウェーブPolysicsや、2000年代の実験主義者Boredomsなどが例としてあげられるだろう。

しかし、Perfumeはその流れに反旗を翻す存在になるかも知れない。
彼女達のアルバム、「GAME」、「⊿」、「JPN」は日本のチャートの首位を飾り、プラチナやゴールドを何度も記録している。しかし、彼女達のルーツは「末端」にあるのだ。

2000年に広島でPerfumeを結成した後に東京に上京した彼女達は、名声を掴む前には、偏狂的なアキハバラのオタク・サブカルチャーの真っ只中で活動していた。さらに、彼女達の音楽のルーツは、Perfumeの他にもきゃりーぱみゅぱみゅや、自身のユニット、capsuleなどでの活動でも知られる孤高の天才プロデューサー、中田ヤスタカの情熱に根差した、ハウスやクラブ文化などの確固たるベースの上に成り立っている。彼女達の綺麗な見た目の下には、本物の財産が詰まっているのだ。これは西洋への挑戦において、大いにプラスとなるだろう。


実際に、彼女達には既にPerfumeを待ち望んでいるファン達がいる。
ロンドン公演はもともと、小さなIslington Academyの会場で行われる予定だったが、チケット発売後4時間でソールドアウトとなったことを受け、会場をShepherd’s Bushにアップグレードしたが、こちらも再度ソールドアウトとなっている。

「ホント、どうやってPerfumeの事を知ってくれて、なんでわざわざ見に来ようとしてくれるんですかね?」
とかしゆかは不思議がる。「ファンの皆さんとお会いできるのが待ちきれないです」


そんな中、2012年の11月に行われたPerfumeブティックの世界ツアーのアジアパートが記録された、World Tour 1stのドキュメンタリーDVDには、多数のファン達が彼女達を韓国の空港で出迎え、ライブで弾けるさまが映し出されている。また、2月には日本のファンクラブが世界に向けてもオープンされ、Youtube上には、世界中のファン達による144,000ものダンスカバーが投稿されている。

「私が一番最初に見せて頂いた振りコピがヨーロッパのどっかの人の奴だったんです」とあ~ちゃん。

「あんな、オシャレで綺麗なヨーロッパの方が、綺麗な衣装着て、『チョコレイト・ディスコ』に合わせて踊ってくれとるんですよ。もうそれがホントに印象に残って。あぁ、日本以外にも私たちの事を愛してくれて、振りコピまでしてくれる人達がおるんじゃ~、って実感しました」


Perfumeが今年の12月に行う日本でのツアーでは、4公演で16万人ものファンを動員する。それに対して、ケルン、ロンドン、パリでのライブは、より親密なものになるだろう。本ツアー最大の会場となるShepherd’s Bush Empireでも、会場の規模はたったの2,000人である。彼女達自身も、ライブの見どころは日本でのライブとは違うものになるだろうと認めている。そしてそれでも魅力的なショーになるだろう、とも。


「確かに、照明とかそういう色んな演出は、コンサートに刺激をプラスしてくれます。でも、Perfumeの芯になる部分って、私達3人が一緒にいる事なんです」とかしゆか。

「小さなステージで近くに立っていられるなら、それだけで自分達に自信が持てるんです」


「私達が活動を始めた時から、長い間小さなライブハウスやクラブでずっとやってたんです。だから、そういう小さなステージに立つことで、私達の根っこの部分にもう一度立ち返った気分になると思います」とあ~ちゃん

「あのころは、やったライブやったライブ全部『勝った!』って言ってたんです。そういう本当に小さい所を心の支えにしていくしかなくて、自分達の持っているモノだけで勝っていかなきゃいけなかったから」


Perfumeの所属事務所であるAmuseと、契約レーベルであるUniversalはこの海外進出に対してかなり真剣なようだ。
Perfumeの過去のリリースのほぼ全てを、iTunes上において世界中で購入を可能にするだけでもJ-POPグループとしては異例の事だが、今秋発売となるニューアルバム『Level3』はさらに、ヨーロッパ、アメリカにおいてCDリリースもされるかも知れない。そんな中で昨年8月にリリースされたヒットシングル「Spending All My Time」は、意図的にほぼ英語詞(単純なものではあるが)のみで作られている。海外のファンに対するお礼として、メンバー達はさらなる英語曲がリリースされる可能性も示唆してくれた。


「ちょっと変な感じですけど、皆の反応を見てると、たまには英語で歌うのもだいじなんだ~、って実感させられました」とのっち。

「私英語ホント苦手なんですけど、中田さんがまた英語の曲作ってくれるなら、それは嬉しいれすね」

「この曲をリリースする時は結構心配だったんですけど。ヨーロッパツアーでは凄く大きな武器になるなぁ、と感じてますね」とあ~ちゃんも賛成する。


これらの事全てが、7月のヨーロッパツアーが、Perfumeにとっての最後の西洋諸国へのツアーでは無い事を示している。問題となるのは、このまま欧州に集中するのか、それとも2011に『ポリリズム』が映画Cars 2のサウンドトラックに使われ、初めて海外での成功を味わったアメリカに向けて舵をとるのか。あ~ちゃんは後者になるかも知れない事を仄めかす。

「そうですねぇ、前回は(アジアツアーで) 小籠包食べて、次は(ヨーロッパツアーで)クロワッサンとアフタヌーンティーが食べれるじゃないですか」

と彼女は大真面目に言うが、その後ろでのっちとかしゆかは既に笑い始めている。

「だからもう次は、よっしゃ~ハンバーガーじゃー!言うて(全員爆笑)。ハンバーガーとステーキじゃー!言うて。
そんな感じですかね。まだ何も決まってないんですけど、私達の音楽とどっかに行けて、それを日本のファンの皆さんが応援してくれる、っていうだけで幸せなんです」

Perfumeはドイツ、ケルンにおいて7月3日に、イギリス、ロンドンにおいて7月5日に、フランス、パリにおいて7月7日に公演を行う。

詳しくはオフィシャルHPまで。




英語を訳すと全部そうなるのかもしれないが会話と本文の入れ方のバランスが良くて読みやすい。
これからもよろしくお願いしたい。

最後にロンドンライブの写真が挙がっていたのでこちらをリンクしときます。

http://nippondaisuki.tumblr.com/
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