Will the world soon wake up to the scent of Perfume?

5月11日、武道館のライブでのMCで今日は海外からのお客さんも来ています。ということを言っていた。
Japan Timesというアジア圏を中心とした現地にいる日本人を対象とした新聞なのだとかしゆかが説明していたっけ。
それが一週間後の金曜日、18日にようやくリリースされたのだ。

世界へと一歩を踏み出した彼女たちにとってこのような記事はとても興味深いだろう。
また、日本のメディアとは違いいろいろな利権関係やかかっているバイアスから自由なメディアや記者の目にはどのようにPerfumeが映るのか、またそれをどのように表現するのかはファンにとってもすごく楽しみなのだ。

そのJapan Timesなのだが、WEB版はこちらにリンクを貼っておく。

http://www.japantimes.co.jp/text/fm20120518r1.html

これを訳した有志がいて、たぶん2chに投下されたものだと思うんだけど、それがPerfume関連のまとめサイトに掲載されていたのでそれを引用してみたい。
すごくわかりやすいきれいな訳でありがたいことだと素直に思う。
こちら。

https://sites.google.com/site/jpnshenhuqingbao/perfume-global/japan-times

ぶつ切りになるがその都度自分なりの感想を書いていこうと思う。



1964年に日本武道館が建設されたとき、この建物が後世、数百本のレーザーが乱れ飛び、ネオンに照らしだされる中、ミニドレスを着た3人の女性が、高度に調整されたロボットのごとく爆音にあわせて踊るナイトクラブになるとは、設計者たちも思わなかっただろう。しかし先週、東京はそれを目撃した。J-Popチャートでトップクラス3人組Perfumeが、4日間の公演を行ったのだ。
5月11日(金)公演の5時間前、西脇綾香(愛称A-chan、「あ~ちゃん」と発音する)、大本彩乃(Nocchi)、樫野有香(Kashiyuka)の3人が、英字出版物としては初の(そして今のところ唯一の)座談形式インタビューに応じてくれた。
飾り気のない素朴なイメージで知られる23歳の彼女たちだが、記者を迎えた出で立ちは私服で、化粧もほとんどしていなかった。あ~ちゃんは風邪なのか花粉症なのか、マスクをしていた。

「海外でコンサートがやりたいんです」とつぶやいたのは、のっち。
氷のようにクールなメンバーで、インタビューの時は最も口数が少なかった。
「私たちの曲はそれだけでもカッコいいと思うんですけど、でもライブでのパフォーマンスにはすごく自信があって。だから私たちのライブを見てもらいたいし、会場でファンのみんなに会うのが楽しみなんです。」
もう、それは単なる夢物語ではなく、十分ありえる話になっている。
5年間国内のチャートを席巻してきたPerfumeは、この2月に海外を目指す第一歩として、Universal Japanと契約し、
2011年に発売したアルバム「JPN」と最新シングル「Spring of Life」を、世界50ヶ国以上のiTunes Storeで配信した。

このグループのマネジメントに当たるアミューズが、Perfumeの前所属レーベルの徳間ジャパンから世界最大のメジャーレーベルにへと移籍させるきっかけは、昨春訪れた。Perfumeの代表曲「ポリリズム」が、ピクサーの映画「カーズ2」のサウンドトラックに起用されたのだ。
3人とスタッフは、ロサンゼルスで開かれた同映画のワールドプレミアに列席し…そこでの歓迎ぶりに仰天した。
「レッドカーペットを歩いてる時に、アメリカのファンの方が"Perfume! Perfume!」って叫んでいたんですよ。」
と目を丸くして回想するのは、あ~ちゃん。インタビューの間一番多く語ったメンバーで、公式にはリーダーが存在しないながらも、明らかにPerfumeの原動力になっている。
「それで、"何で私たちのこと知ってるんですか?"みたいな。あと、ある男性の方、大きくって、ご年配の方なんですけど、その人はバンダナをくれたんですよ。もう8年もずっとこれを身に着けてるんだ、って言って。あと、Perfumeが好きすぎて自分で作ったっていうDVDも頂きました。私たち日本以外ではなんにもリリースなんてしてないし、レコード会社も国内の会社だし。だから多分、ネットを通じて以外に私たちのことを知る手段はなかったはずなんです。」



>Perfume444さんのことかな?(笑)
今はアマチュアでもYoutubeにUPすれば世界の目にさらされるということを意識しないといけないと思う。ある意味世界デビューなんて誰でもできるような環境にあるのではないでしょうか。


その通り、インターネット万歳、である。記者もインタビューの前に、TwitterでPerfumeに何をインタビューしようかとPerfumeファンに尋ねた。雪崩のような反応が全世界から押し寄せた。アメリカ、ヨーロッパ、ブラジル、インドネシア、などなど。インターネットはPerfumeの「香り」を世界に広げる手助けとなっている。だが3人は、自分たちの持つインパクトがわからないという。
「すごく不思議な感じです」と言うのはかしゆか。穏やかに、落ち着いた口調で話す。
その目はあ~ちゃんより大きい。
「行ったこともない国の人たちが、私たちの曲を聴いてくれているっていうのが…」
「もう鳥肌ですよ」あ~ちゃんが付け加える。

でも、それが一体何になるのか。Perfumeファンは確かに世界中にいる。しかし、それが世界での成功につながるとはまだ言えない。やらなければならないことが山ほどある。
幸運なことに、あ~ちゃんものっちも、そしてかしゆかもハードワークは厭わない。
アクターズスクール広島でグループを結成した2000年(のっちは河島佑香の代わりとして中途加入)からずっと、そしてアミューズと契約するはるか前から、ポップスターになりたいという情熱が3人を衝き動かしてきた。そして3人のトレードマークとなっている近未来的な振り付けは、ある種マゾヒスティックに専念してきた練習の成果だ。
「鬼かと思う動きとか普通にあるんですよ。」とあ~ちゃんは笑う。
「でも、10年以上も同じ先生(MIKIKO)がついて下さっていて、もうほんとに尊敬しているんです。
だからむしろ、ぜひ難しい動きをやりたいくらいなんです、変でも不自然に見えてもいいんで。どれだけ体が痛くなっても、限界に向かって行きたいです。」



>「それがいったい何になるのか。」この冷静さが素晴らしい。日本のメディアにはない合理的な考え方だ。
「ぜひ難しい動きをやりたいくらいなんです、変でも不自然に見えてもいいんで。どれだけ体が痛くなっても、限界に向かって行きたいです。」この辺の彼女たちの意思というかある意味ロック的なものについて最近は特にあまり語られない気がする。というか見えないようになってきている。そのような意思とか努力を売り物にする輩は多い。でもPerfumeの場合はその外見とライブの楽しさでそのようなものまでに思いが及ばない。お客を楽しませる真の意味でのエンターテイメントを提供していると言えると思う。


2003年に中田ヤスタカがサウンドプロデュースに付いて以来、役割分担の線は明確に引かれている。
J-popにエレクトロハウス・チップチューン・渋谷系の要素を調合して何層にも重ねあわせた、中毒性のあるサウンドを中田が作り、Perfumeがパフォーマンスを司る。
「レーザービーム」のアシッドなデジタルフック、「チョコレイト・ディスコ」で間断なく鳴り響くビットクラッシャー処理されたベース、そして「ポリリズム」のポリリズム、これらは中田の手によるものだ。
アートと職人芸の魅力的な結びつきがそこにはある。

このいわば一種の「装置」の前面に立つのが、Perfumeである。
先週の武道館のMCで彼女たちは、中田が自身のユニットcapsuleの曲作りをしているときの科学者チックな超然とした佇まいについてジョークを飛ばしていた。そして客はそれを幸せそうに見入っている。
記者は、客席の中に中田のコスプレをした男性がいるのを少なくとも2人、発見した。金髪のかつらを付け、capsuleのTシャツを着ていた。
Perfumeがブレークした2008年のアルバム「GAME」において中田が完成させたサウンドは、当時はニッチなジャンルだったエレクトロポップに一時的な復権をもたらした。各レーベルはImmi、Sweet Vacation、Urbangardeといった似たようなアーティストの作品を争うようにリリースした。ポニーキャニオンに至っては、スウェーデンの宅録プロデューサーLain Trzaskaと契約し、Perfumeっぽいバーチャル歌手Sheの音楽をリリースさせた。
中田自身も、自身のユニットcapsuleと並行してMegの作品を手がけ、最近では原宿のファッションアイコン、きゃりーぱみゅぱみゅに曲を提供している。

「たまに、ある曲を聴いて、うちらの曲みたい!と思うときもあるんです」とあ~ちゃんは笑う。
「"あれ、うちらの曲、これ?いや、違う人じゃ"みたいな。時々は中田さんの曲だったかもしれません。最近ブレークしたきゃりーぱみゅぱみゅさんもそうですし、いろんな人とコラボしてますからね。でも、すごく面白い子だし、彼女の曲は好きです。特に何か困ったりとか、そういうことはないです。クールな曲ならクールだと思うし、好きだなーと思ったら、好きだし。」

もちろん、努力と世界に通じる音楽があっても、それだけでは世界市場の扉は開けない。Perfumeには言葉の壁があり、それが海外での足枷になる可能性がある。それに、海外でプッシュするためには時間とリソースをそれなりに投下する必要があり、それは当面日本の芸能事務所は敢えてやろうと考えていない投資だ。世界のiTunes Storeでのリリースというのは正しい方向への一歩だが、次の一歩が続かなければ、Perfumeの世界進出はちょっとしたお散歩程度に終わる可能性がある。
ユニバーサル・ジャパンの海外担当マネージングディレクター、加藤公隆氏は、そういう陥穽についてはよくわかっている、と言う。

「実際に海外進出を成功させた日本人アーティストの数はあまり多くないんです」と彼は語る。
Perfumeの海外戦略の采配は、各国のユニバーサルではなく、今のところ彼が率いる日本チームの手にあるという。
「なんとか世界の各地域にPerfumeをより理解しやすく受け入れてもらえるいいアイディアはないかと模索しているところです。彼女たちは英語が喋れないけれども、曲とパフォーマンスはきっと海外でも通用します。」
また彼は、いつかは海外のプロデューサーを起用することもあるだろうとしながらも、例えば中田ヤスタカを外してしまうなど、「Perfumeの制作部分について手を入れるつもりはないです」と言う。
「Perfumeには、日本らしさを失ってほしくないんです。」



>またまたいい環境に巡り合えたのだなと思う。
「Perfumeには、日本らしさを失ってほしくないんです。」ということは今のままで世界に行こう、ということなんだろう。ところでPerfumeの日本らしさとはなんだろう?日本人が日本語で歌っているから?日本の伝統的アイドルの形をとっているから?日本にいるとよくわからないが世界から見るとそれはわかりやすいのかもしれない。でもPerfumeは日本の中でもちょっと異端だ。

韓国に目を向けると、K-popは日本や西洋の国々において地歩を固めているが、それは売り込む先の国々に合わせたアレンジを施すなどの努力に多くを負っている。各国のプロデューサーを起用し、ここでは日本語、そこでは英語で歌う。
例えば、KARA、少女時代、BIGBANGなどはそのようにして浸透し、なんとかレコードを売ることができている。
…しかしそれは韓国のサウンドといえるのだろうか?
あ~ちゃんは、そう思っていない。

「韓国語は音的にすごくカッコいいし、K-popのアーティストさんたちはひとつの言葉を繰り返し繰り返す歌をよくやっていて、それがすごく魅力的なんです。」とあ~ちゃんはいう。
「日本語にも、そういう魅力はあると思うんです。音と、可愛さと、女性っぽさを兼ね備えた特別な言葉だって。だから、アジアの音っていう大まかなくくりの中の一つとして、私たちの曲を聴いてもらえたらって思います。」

かしゆかは、K-popが世界に進出していく際の付加的な要素に、Perfumeは学ぶべきところが多いと感じている。
「韓国のアーティストの方が日本に来るときに、(ファンやメディアに対して)よく日本語でしゃべるじゃないですか。あれは素晴らしいことだと思うんです」とかしゆかはいう。
「やっぱり外国の人が日本に来て、私達の言葉でコミュニケーションができるのは嬉しいし、アーティストさんも自分たちの考えていることをより簡単に伝えられますよね。
だから、私たちが英語で歌うことになるかどうかはわからないですけど、海外に行くときには、せめてその国の言葉をちょっとでもいいから喋れるようにしたいですね。」



>K-popについても素直な目で観察している彼女たちには頭が下がる。世間ではいろいろなことが言われているのでついついそれにつられてしまう。PerfumeとK-popとの間にはダンスを真摯に練習し取り組んできた者同士しかわからない何かがあるのだろうといつも思っている。

しかし加藤氏は、多分そんなことすら必要ないだろうという。まさに未来的なアイディアを持っているというのだ。
「他国に行った時に、Perfumeが自分たちの考えていることや感情をより簡単に伝えられるように。例えば日本語で喋っても即座に外国語に変換する方法がないかと色々調べてます。それが一番やらなければいけないことですね。」



>ハロプロのアーティストたちは世界でもライブをしていてある一定の成功を収めているが、この装置というかシステムが完成されたなら、日本のアーティストは世界に出ていきやすくなるだろうと思う。

「カーズ2」のジョン・ラセター監督にとっては、確かに言葉は関係なかったようだ。彼は、ピクサー映画で初めて、東京のシーンでJ-Popを使おうとしていた。
「ポリリズムを聴いた瞬間、好きになったんだ。恋に落ちたみたいだったんだよ」と、ラセター監督は繰り返しワールドプレミアで語っていた。
「こちらから使って下さいとお願いしたんじゃなくて、あちらの方から使わせてくれないかって来て下さったんですよ」とあ~ちゃんはいう。
「サプライズでしたね。天から降ってきたような話で。あちらの皆さんが日本の音楽の長いリストを見ながらチェックしてポリリズムを選んで下さって、しかもポリリズムを聴いた後は他はもういい、となったっておっしゃってて。この曲は日本語ですけど、カーズ2のときのことを通じて言葉というのは関係ないんだなって思いました。クールな音楽というのは、どこに行ってもクールなんだ、と。」



>よく「音楽に国境はない」なんていう言い方をするし「音楽によって国境ができた」なんていうと怒られそうな雰囲気さえある。こういうことを体験として心に刻み込んでから世界へ行けるなんて恵まれていると思う。時系列でみるとそれは必然的な感じさえする。

日本国内において、アミューズはPerfumeの楽曲などの利用を許諾してファンベースを築きあげたり、テレビなどへの露出を増やしたりすることについては大変慎重である。日本ではコマーシャルに信用性の問題が発生することは少なく、他方彼女たちが出られるような本物の音楽番組は多くない
(訳注:訳者の目から水)
結果として、Perfumeが登場する森永ピノやキリン氷結などのコマーシャルが、国民の耳にPerfumeの音楽を届ける重要な役割を担っている。
「コマーシャルは、私たちのことを知らなかったり、名前は知っていても音楽は聴いたことがないっていう方に、Perfumeを届けてくれていますね。」
かしゆかはいう。「最近ライブに女性の方が増えているんですけど、それはコマーシャルのおかげかもしれないと思います。」



>最近ライブに女性が増えているというのは今回の武道館4daysにおいて顕著だった。
男性用トイレが混んでいたころが懐かしい(笑)今はサクッと用を足すことができる一方、女性用トイレは長蛇の列だ。

聴衆が参加するライブというのは、Perfumeのライブにおいて、方程式の鍵となるもう一つの変数である。
武道館は巨大なホールだが、彼女たちはあたかも小さなバケツとスコップを手に潮干狩りをするかのようにステージ上を歩き、聴衆をひとまとめにする不思議な力を持っている。
9000人強の中から誰かを見つけて、ステージ上から語りかけ、おしゃべりするのだ。あたかもクラブにいるかのような親密な雰囲気がそこに生まれる。



>潮干狩りのくだりには笑った。そのような想像をするとそのように思えてくる。
聴衆をひとまとめにするっていうのは、聴衆がどんなMCをするか楽しみで一言も聴き逃さないぞ、という気持ちもあると思う。MCの魅力に聴衆はひとまとめにされちゃうのである。

CDの中では、彼女たちの声は中田によって切り刻まれ、処理され、あたかも楽器のように使われるが、逆にそれが日本語を喋らないファンにとってわかりやすいアピールポイントになっている面もある。

ただ、本当にPerfumeを理解するためには、CDは要らない。
テーブルを挟んで彼女たちと対座し、質問をする必要すらない。
ただステージに立つ3人を観ればいい。
レーザーと、時計じかけのダンスと、呼応するファンと、それにベースの音とともに。



>これ、ものすごく伝わっているというか理解されているというか。
ベース音がここに入っているというのも見逃せない。武道館のアリーナの低音はすごかった。鼓膜がズンズンきた。
小さいお子さんは大丈夫だったのだろうか?

そして、あ~ちゃんものっちもかしゆかも、世界中の人が武道館に集えるわけがないことを知っている。
だから、唯一の方法は彼女たちのライブをそのまま世界に持っていくことなのだ。

「私たちは、ライブで生きています」とあ~ちゃん。
マスクの下に笑顔が隠れていることが、目の輝きでわかる。
「ストリートライブなら何度も日本でやっています。
だから、いつでも、どんなところでもステージに立つつもりです。」



>「ストリートライブなら何度も日本でやっています。だから、いつでも、どんなところでもステージに立つつもりです。」この一言。これはカッコいい。惚れた。
海外のストリートでパフォーマンスしているPerfumeなんてカッコよすぎる。
たとえ少数の人にしか振り向いてくれなくても、だ。


おわり(のっち風)

"We've always been about the live experience" → 「私たちは、ライブで生きています」
これは代々木一日目のあ~ちゃんのMCから引っ張ってきた
殆どインチキに近い意訳なので注意

誤訳とか著作権的なものには責任負えないです






以上である。(一部意訳させていただきました)
訳者の方、あなたはイケメンです。

僕はずっとPerfumeが世界に出て行かないかなと思ってましたが、それはなんでかというと、お金が儲かるとかそんなんじゃなくて日本だけで終わるのはもったいないと思っているからです。
オンリーワンだと思ってるし。
須藤元気さんのWORLD ORDERのようにPerfumeも世界が迎え入れてくれたら、と願ってやみません。
日本のメディアはPerfumeについては過小評価しているかもしれないと思っています。
海外のメディアがどう反応するか、それだけでもすごく楽しみです。
まるで自分のことのように(笑)



そういえばMTVでWORLD ORDERさんと顔を合わせることになるんですね~。
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