WT2nd Meet&Greetのレポ

最近ちょっと噂になったヨーロッパツアーでのMeet&Greetのレポ。
せっかくなのでこちらでも紹介したい。
和訳した人に敬意を表します。きっとイケメンさんだ。


外国には日本文化が好きな人がいる。しかし彼らはマイノリティだ。
今回のヨーロッパ遠征はある程度の成功は予想できたことだと思う。このマイノリティを対象にすればよいのだから。
でも蓋を開けてみればその予想を超える反響の大きさにびっくりしているといった状況なんだと思う。

また、Perfumeが日本で頭角を現し始めた時にできたファンたちのコミュニティが今度は世界規模で小さいながらもでき始めていることに驚く。日本で起こったことが世界でも始まりつつあるのだ。
これはPerfumeの第二章の始まりなのかもしれないし、これ以上はないのかもしれない。それは誰にもわからない。
ぼくはその結果をしっかりと見届けていきたいと思う。
一ファンとして。

ファンたちのコミュニティになかなか入れないブログ主ですが(笑)


さて和訳の紹介です。

原文はこちら
http://cannedmemory.wordpress.com/2013/07/10/perfume-world-tour-2nd/

人生には、時々良い事が起きる。さらに時々は、突然世界と繋がって、 自分もこの世界の一員なんだって実感できるような、信じられないくらい素晴らしいことも起こる。

シンガポールで起こった奇跡の後、大好きなJ-POPグループ、Perfumeに、いつの日かまた会いに行く事を誓ったんだ。でも2か月前に、ヨーロッパツアーがアナウンスされた時はビックリしすぎて凍った。公演場所は、ケルン、パリ…そしてロンドン。

訳者注:
シンガポールの奇跡…WT1に行きたかったがチケットが取れず、がっかりしつつも、ツアーと同時期に休暇で行ったマレーシアのAnime Festival AsiaにPerfumeのブースがあり、そこでグッズ購入で引けるクジを引いて、シンガポール公演のチケットを引き当てた、というエピソード

最初はロンドン公演だけに参加するつもりだった。だけど、シンガポールでのライブで仲良くなった友人のアンディと話してて、ロンドンのチケットが速効で売り切れるんじゃないか?(実際瞬殺だった)とちょっと心配になって、パリのチケットが続けて売り出された時に、念のために買っておいたんだ。その後どうにかロンドンのチケットもゲットしたんだけど、そしたらアンディが肩をすくめて言ったんだ。
「ここまで来てドイツ行かないとか、逆に失礼じゃね?」って。(-∀-`; )

そっからはもう、てんやわんやだった。12か月前には、Perfumeのライブが見れるなんて考えたこともなかった。その時の僕に、「1年後に4カ国でPerfumeのライブを見れるよ」なんて言われても信じなかっただろうし、「メンバーに直接会えるよ」って言われようもんなら、頭おかしいんじゃね?って笑い飛ばしたと思う。でも、その全てが本当に起こった。



Wonder2

出発1日前に、アンディが電話してきた。「あのさ、良いニュースと悪いニュース、どっちが聞きたい?」って言われた時は、もう即座に(なんだどうしたあ~ちゃんが風邪ひいてツアーキャンセルかそれともチケットがニセもんだったのかまじ死ねよナニコラタココラ)みたいな感じだったんだけど、「残念ながら大聖堂には行けそうにないんだ。Perfumeに会うので忙しくなるから」だって。Σ(゚Д゚ノ)ノ

アンディがケルンでのMeet & Greet(World Tour 1stの時に間に行っていたレア企画)の参加権を賭けたクジで2枠もぎ取ったらしい。僕らに与えられたチャンスは凄い確率のものだった(えーと、なにしろドイツ人じゃなかったしね)。だけど僕たちはそれを掴んだ。
湿っぽい水曜日の午後、その日のライブ会場となるGloria Theaterの通用門に、僕らは他の8人のファン達と集まり、「Perfumeに会う人ですか?」なんて小声でささやき合いながら待っていた。

直ぐに彼女達の所属レーベルである、ユニバーサルの人が出て来てその日のルールを説明してくれたんだ。
サイン無し、個別写真無し、時間は30分だけ。その時は、あぁ~、あっという間だな、と思った。多分15分ぐらい待たされて、3人とサッサッサッとドライブスルーみたいな握手するか、ステージ上の彼女達と軽くQ&Aみたいなことやって終わりだろうなって。レコード会社の人に案内されて、ホールの観客席と、その前に設置されたカフェの間にある廊下に連れてこられた。ホールの入場口が開くたびに、レーザーの微かな光が見えて、ドアが開くたびに胸がドキっとして誰が出てくるのか待ちかまえていた。5回目にドアが開いてスタッフさんが出て来た時には、横にいたドイツ人の女の子2人組が卒倒しそうになってたよ。

そうこうしてる内に、急に運営側が慌ただしくなった。メインの通訳を務めるっぽい2人がホールに入って行って、 別の側にあるドアからは効いた事のある高い声が、イベントの動きの説明を受けてた。そしてそこからは全てが夢の中かのようだった。


ドアが開いくとそこには彼女達がいたんだ。あ~ちゃん、のっち、かしゆか、日本で一番の有名人3人が、楽しそうに「こんにちは!」と声をかけながら両手を振ってる。白いヒールと、綺麗なお揃いの柄付きのドレス(トップス)で美しく着飾った彼女達はそれぞれ、スカートとショートパンツを着こなしていた(かしゆかはワンピースだった)。

最初に思ったことは、3人小っさ!細っ!だった、僕と同じくらいの身長しかない。そして3人共物凄く気さく!握手する時は緊張してしょうがなかった。彼女達のパーソナルスペースに侵入する事によって、何かしらの罪に問われるんじゃなかろうか?とか、強く握手しすぎたら痣とか出来ないか?とか(待ち時間の間に手汗がエラい事になってるんじゃないか?っていう方が心配だったけど)。
メインの通訳さんを通じて、あ~ちゃん、のっち、かしゆかの3人は遠くからわざわざ会いに来てくれた事への感謝を伝えてくれた。そのあとに個別の通訳さんごとに分かれて、僕達一人一人と一対一で話す時間を作ってくれた。

僕の想像をはるかに超える事態だった。僕は列の3番目に並んでいたので、軽く飲み物を飲んで自分自身に言い聞かせる時間があった。よし、あそこにいるのは本物ののっちで、隣にいる女の子と話してる。かしゆかは1メートルも離れてない所で背中を向けて立ってる。そう、あそこで興奮気味にフランスのファンからプレゼントを受け取っているのは、正真正銘のあ~ちゃん(イギリスから3人に渡すお土産を持ってこなかった事に気付いた時は、マジで凹んだ)。あーあー、えー、まじかー。

アホみたいにニヤつきながら、のっちが通訳さんにひたすらドイツ人の女子に聞いてほしい事を伝えてるのを聞いていた。お幾つですか?どうやってPerfumeのファンになったんですか?今日のライブにも来てくれるんですか?こんな日本から離れたところから応援してくれて本当にありがとうございます!みたいな。そして急に僕の番がやって来た。


のっちは僕が予想していた通りの人だった。礼儀正しくて、それでも全然冷たくない。落ち着いていて、プロフェッショナルな口調を保ちながら、同時に僕達の応えることにもとても興味を持ってくれる。可笑しかったのは、のっちの通訳さんがポール・ツーさん (7ヵ月前に当てた、シンガポールライブのチケットの手配をしてくれた人)だった事。僕を見た時の彼の顔を見せてあげたかったよ。「あれ!?」と彼は声をかけて来た。「君の顔見たことあるよ!シンガポールにいたロンドンの子でしょ!?」のっちはポールさんから事情を説明されて、本当にビックリしていた。だからシンガポールや、この場所にたどり着くまでの詳しい話を、あの大本彩乃と、僕のクソみたいな日本語で話したんだ(9年間も勉強してきたのは、正にこの時の為だった)。
のっちに、どうやって僕とアンディが、又は今外で列を作っている世界中のファンの何人と仲良くなれたのは、本当にPerfumeを通じてなんだ、って話したんだ。Perfumeの音楽への純粋な愛を通じて、如何にPerfumeが国境を越えて人々を繋ぐのかっていう話を。この話は結局3人共にしちゃったんだけどね(>_<)。
のっちは僕の話を辛抱強く聞いてくれただけじゃなく、アンディの名前までしっかり覚えてくれて、10分後にアンディと話した時に「あ!アンディさんですか?」って話しかけてアンディが死にそうになってたよ(⊃∀`* )。

3人と話せる時間はメンバー1人につき5分くらいもあったので、かしゆかの超絶的に広い音楽の守備範囲についても沢山質問出来た。マジでSimian Mobile Discoとか好きなの?Phoenixヤバくない?Vampire Weekendとか昔物凄くハマってたよって話をしたら、ニューアルバム「Modern Vampires of the City」超かっこいいですよ!って沢山話してくれた。かしゆかに「そのサイコーな音楽の趣味を、ずっと持ち続けて下さい(忘れたけど、そんな感じの恥ずかしい台詞)」とか言っちゃってもう赤面。彼女は全てにおいて100%誠実で、本当に思慮深い人だった。いわゆる「芸能人」って聞いて想像するような性格の真逆の人だったよ。


全体を通じて運営側は物凄くリラックスしてて、皆が渡したプレゼントを持って、彼女達と一緒に歩きまわってた。メンバーとの距離を開けろ、とかそんなルールは無くて、3人は僕達の手を両手でしっかりと握ってくれた。軽くサッと握手してその都度消毒、みたいなのじゃなくてね(*´∀`) 。
でもそんな中でも、あ~ちゃんは一番はしゃいでた。僕の着てた「抽象画ゴジラ絵Tシャツ」(ヨーロッパの名所を上手く組み合わせて怪獣映画のスターを描いて、背景に富士山が描いてあるやつ)に物凄く食いついてた。 他にも僕がその時身につけてたWorld Tour 1stのリストバンドにも感激してくれたし、あとこの先一生涯忘れることはないであろう「あ~ちゃんナデナデ事件」ね。
自分が愛してやまないグループの実質的なリーダーが僕の前腕をさすってくれてる間は、もう殆ど夢見心地で、何とか分かりやすい日本語を話そうと必死だったよ(実際そんな状況でちゃんと話すのとか無理でしょ!?)。
世界中から集まって来たファン達が今外に並んでるよ、とか、アンディと僕がPerfumeの音楽を通じて友情を育んで、 一緒にライブにまで来たんだ、とかそういう話をしたら、彼女は本当に感動してたみたい。頭がフット―しそうだったとか、腕をなでられたとかはこの際置いとくとして、今回のWorld Tour 2ndを通じて一番印象に残ってるのは、あ~ちゃんが心の底から感激してた事だった。のっちとかしゆかは、この場所でも普段ライブで完璧なダンスを見せてくれる時の澄ました顔をキープしていたけど、あ~ちゃんはもう満面の笑みで、初めて動物園に来た女生徒みたいに微笑んでた。至近距離でそんな喜んでる様を拝めるなんて、途方も無さ過ぎる夢みたいだったよ。

あっという間の30分だったけど、まるで一生の事のように感じられた時間だった。最後の言葉を交わした後に、マネージャーに隅っこの一か所に集められてグループ写真を撮った。あ~ちゃんはバーの後ろについてる小さい窓から手を振って、外のカフェにいるファン達を釣ろうとしてた(残念なことに、誰も見れなかったみたい)。

そんで唐突にMeet & Greetは終了した。まるで白昼夢みたいだったよ。


参加者全員が今起きたことが信じられなくて、取りあえず何か飲まないとって感じだったので、Gloriaのカフェに入って ビールを何杯か飲みながら、今起こった狂乱の事態について話そうぜって事になった。そんな時急に、Dream Fighterが背後から大音量で流れて来た時の俺らの驚きっぷりね。Perfumeさんリハーサル中ですよ、生で、直ぐそこで。World Tour 2ndのセトリを一部誰よりも早く知れたのは、この素晴らしい時間に花を添えてくれた。



Electroworld

そういう個人的な出来事は置いとくとして、ライブは3つともどれも最高だった。ケルンのGloriaとパリのBataclanは両方とも、如何にもヨーロッパっぽい小さな箱だった。実際の所、この2つに比べたらかなり大箱だったロンドンのShepherd’s Bush Empireも含めた3つの会場全てが、バルコニーの辺りとか特になんか昔の劇場っぽい雰囲気があって、3人にも好評だったんじゃないかと思う。音響の面では、ツアーを通じて重低音は素晴らしかった。特にShepherd’s Bush Empireは純粋に大きくて、近代的な音楽ライブ専門会場としての設備が整っていたようで、凄い爆音だった(俺らイギリス人の好みだっただけかも知れないけど)。

World Tour 1stの時と同様、ライブ会場はPerfumeが普段日本でチケット完売させるようなスタジアムと比較したら、途轍もなく小さい。この事の良い点は、Perfumeをより近くで見れると言う事、そしてヨーロッパの観客達はライブに慣れていて、自分達の好きなアーティストのライブでは、アホみたいに踊り狂って叫びまくるっていう事。僕らは3公演ともかなりいい場所に陣取る事が出来た。ケルンとロンドンでは、ステージからも近い、中盤のモッシュピットの近く、パリでは後ろ側の一段高くなった所から、ステージ全体を眺める事が出来た。

セットリスト
―既出なので省略―

最初の4曲はマジで凄すぎた。一曲目はちょっと前にカンヌでやったSpending All My Timeのリミックス。(正直言って映像で初めて見た時はそこまで凄いとは思わなかったんだけど、ライブで見たらポカーンでした)
このリミックスの唯一の欠点は、大サビが無くなってる事だと思うんだよね。あそこで跳ぶ準備するのに。
まぁでも次に来た魔法の3曲(Magic of Love、レーザービーム、ポリリズム)が完璧すぎる埋め合わせだったからいいけど。この時には人生でこんなに叫んだ事あるか?ってくらい叫びまくったよ(3回とも!)。

過去の記録と今回の曲順を比較すると、World Tour 2nd用に新たに加わった曲はかなり意外なものだった。両方とも名曲には違いないが、スパイスやSeventh Heavenをやるなんて予想だにしなかった。同様にHandy ManとだいじょばないをGloriaのリハで聞いた時には殆ど失神しそうになったよ(蓋を開けてみたらHandy Manはインストの着替え曲だったけど)。正直言うならば、World Tour 1stのセトリからももう少し曲を入れてミックスすると、もっと良かったんじゃないかと思う(あと1、2曲、曲数も増やして)。ある男性ファンが、1stの時の方がEdgeとかButterflyとかNight Flightとか、そういうバキバキのエレクトロな曲が多かった、って言ってたのを聞いたよ。そういう曲を聞けなかったのは悲しいけど、適度にそういう要素も混ぜてくれてたからよかった。

あとその他に気になったのはほんのちょっとした事ばっか。しょうがない事だけど、例えばケルンで「ジャーマンポテト」についてファンに訳させて話してる時に、勢いが無くなって若干グダグダになった事とかそれ位。ヨーロッパで最初の公演だし、こういうことは予想出来た事だしね。3人も緊張気味だったし(まぁイギリス人やフランス人と比べて、ドイツ人になじみがなかったのかも知れないけど)。
そんな感じの緊張は、観客が倍になってなおかつ、ライブビューイングで30,000人に生中継やディレイで世界中から見られてるロンドンでもあったと思う。でもケルンと比較してセットは明らかに洗練されてたし、3人もツアーが進むにつれてどんどんリラックスして行ってた。まぁドイツでのことも重箱の隅をつつくようなものだし、Perfumeのライブはいつでもほぼ完璧だったよ。

レーザー光線も物凄かったよ、レーザービームの時は当然だけど、Seventh Heavenの時も凄くて、スモークと相まってなんか90年代のヴァーチャルリアリティーゲームの中にいるみたいだった。ロンドン公演では、ミラーボールが使われて、チョコレイト・ディスコに最高の演出を足してた。そんでFake Itのアがりっぷりは、何物にも、マジで何物にも引けを取らないでしょ。PTAのコーナーから直で、あ~ちゃんの煽りと共に曲に突入する時なんかは特に。

PTAのコーナーについてだけど、チーム分けがどうなるかは結構沢山予想があった。ケルンはかなり単純で、上/下、こっち/こっち、とかだけ。一方我々イギリスでは「Fish & Chips」だった訳ですが(´_ゝ`)。同じ事をあ~ちゃんはパリでフランス人にもやってたけど、イギリス料理の名前でチーム分けされるのはさぞ屈辱だったろうて((*´艸`))。結局チーム分けは「クロワッ/サン」になった。僕は精一杯クロック・ムッシュにしてやろうと頑張ったんだけど(´_ゝ`)。とにかくPerfumeは観客を沸かせるのが上手い。言語別の「Perfumeです!」の挨拶から、現地の料理の話題まで。来てた日本人の何人くらいが分かったんだろうね、あのネタ。あとお決まりの「眼鏡!コンタクト!裸眼!」とか「男子!女子!(パリではそうでない人!まで!)」とか。ロンドンとパリではPTAのコーナーで一緒にWe Will Rock Youを歌うコーナーまであった。特にロンドンで、Queenの故郷で歌うQueenは完璧だったね。

その他には、最初のMCの前にでかしゆかとのっちが気合を入れてくれたのも良かったし、Dream Fighterの歌詞を各国語に訳して、後ろのスクリーンに映したのは最高だった。字幕付きのPVを初めて見た時に、何て深い歌詞なんだ!って一発で好きになった曲なので、僕にとって本当に特別なことだったよ。ライブの最後は、もはや新たな伝統と言ってもいい「My Color」と一緒に踊るフリで終わった。このツアーで1回でいいから心のスポーツが聞きたかった、っていう心残りはあるけど、My Colorの素晴らしい歌詞の意味と、観客を一つにする力はこのツアーにはぴったりの曲だと思う。

アンコールには特にスペシャルゲストなんかが来る事もなく(ドラえもんも来なかったし)、曲も一曲だけだった。でもその曲を観客に選ばせてくれたんだ。ケルンで思ったんだけど、もしかしたら3人は、Love the Worldあんまりやりたくなかったのかも(あ~ちゃん曰く「ダンスが一番難しい曲」らしいし)。あと観客がGLITTERを知ってた事に驚いてた(マジでか?)!3公演全部回った我々のような人間には有難いことに、それぞれアンコールの曲は違った。事前の工作があったのか(最終決定権はあ~ちゃんにある訳だし)、僕達みたいにヨーロッパ中を付いて回った追っかけが50人くらいて、そうなるようにしたのかは分からないけどね。

後は、3人が死ぬほど熱いコンディションのなかで凄く頑張っていたことについては触れとかないといけないね。どの会場も照明と、レーザーと、汗まみれでテンション最高潮の800~2,000人ファン達のせいでホントに暑くなってたから。各ライブで少なくともいくつか気を失う人がいたりしたので、あんなクソ暑い中でいつも通りのライブが出来たことは、もう偉業と言ってもいいと思う。他のJ-POPグループから言葉を借りるならば、JAPAN’S MOST SOPHISTICATED SHOW(日本で最も洗練されたショー:AKBの劇場に書かれているらしい)ってやつだね( ´,_ゝ`)。



VOICE

ワールドツアーから生まれた最高の出来事の1つは、観客がライブ後に3人に感謝の歌を歌うイベントだと思う。1stからなんか伝統みたいな感じになって、各国のファンのグループに引き継がれて、Perfumeの頑張りに対する感謝と愛情を込めて今回も行われた。ドイツ、フランス、イギリスの各国で、歌う曲の投票やフライヤーの印刷(かなりの割合で自腹)、当日配ってくれた皆に感謝したい。主催者側がライブ終了後に早く観客を外に出すために、Spending All My Timeを結構な音量で流した事もあって、実際に実行するのは大変だったと思う。幸い追い出されたりはしなかったけどね。そんな状況の中でも、企画した人たちはどうやってか、皆をちゃんと声を揃えて歌わせることが出来てて、歌声はちゃんと舞台裏にいる3人にまで届いてたよ(まぁドイツではマカロニのサビを6、7回歌わなきゃいけなかったけど)。

毎回歌の後であ~ちゃんからマイク越しに「ありがとう!」のメッセージを貰えたし、イギリスとフランスでは何と一緒に歌ってくれたりもしたんだ。フランスでVOICEを歌った時は、そのままサビの続きまで歌ってくれたんだよ!
もうひとつパリのライブで特別だったのは、観客が(ていうかPerfumeDiscoがだけど:訳注イタリア在住のアレックスさんの事)Perfumeの振付の先生のMIKIKOさんがコントロールブースに居るのを見つけて、皆で「MIKIKO先生ありがとう!」って拍手と大歓声を送った事。彼女はまさか観客が自分の事を知ってるとは思わなかったみたいで、ビックリしつつも感動してたみたいだったよ。



Our colour

この素晴らしい、信じられないWorld Tour 2ndの色々な経験の中で、1つ特別な事がある。ファン達の事だ。前に書いた事あるけど、J-POPのファンであるってことは時として、周りの友人の殆どが興味を持たない、とても孤独な努力だったりする。だから去年のシンガポールでのライブと今回のヨーロッパツアーで、沢山のPerfumeを愛してやまないファン達に出会えたことは、本当に感動的な出来事だった。そんなわけで、僕のこのツアーのお気に入りの瞬間はファンと会う時と、変な話だけど、行列に並んでる時間だった。

ケルンでは不幸なことに雨に降られたけど、行列は基本的には天候にも恵まれ、朝早くから皆列をなして開演を待っていた(パリでは朝5時から並んでたらしい)。どのライブでも、午後1時にはもう200人くらい並んでたし、3時にはもう何百人っていう行列になってて、ブロックに沿って曲がりくねった道の向こうまで続いてた。通行人が何人も立ち止まって「何なのこれ?」って聞いてたよ。考えてみると、こんなに大勢の人が炎天下の下10時間も、夜にスタートするライブの為に並んでもいいって思ってるのって凄い事だし、Perfumeの人気の真の証明だよね。

ファン達は世界中から詰め掛けてて、スペイン、イタリア、スイス、スロバキア、オーストラリア、香港、タイ、マレーシア、そして勿論日本からの熱狂的な派遣団もいた。その中にはPerfumeファン業界で有名な、
Perfukky, Fragrance, Sexy Mafia, Perfume Discoなんかもいたよ。沢山のファン達がコスプレをしていて(ロンドンでは特に目についた)、PerfumeがPV等で着た色んな衣装で着飾っていた。ネット上でしか知らなかった友人達とも実際に会って、曲に合わせて踊ったり、バナー描いたり、ファンが作ったバッチやギフトをプレゼントしあったり、ただ笑ったり、自分達が大好きなグループの歌を歌って、お喋りしたんだ。毎日がPerfume祭りみたいだった。

ロンドンの行列に並んで、アンコール後に歌う曲のフライヤー配りを手伝ってた時に会った人達はホントに素晴らしかった。その仲間意識と友情には本当に胸を打たれたよ。ロンドンでMeet & Greetの参加権を引き当てた幸運な人達が、ファンレターやプレゼントを集めて3人に手渡すよ、って皆に声をかけてたんだ(ケルンですっかりプレゼントを忘れてたので、この日はかしゆかの好きなイギリスのアーティストのMix CDを持って来てた)、さらに最上級の優しさと、これまでの努力への報いとして、イギリスでのイベントの企画者が、参加権を一枚余分に持ってる人に招待されて、Meet & Greetに参加できることになったんだ。
イギリスのファンコミュニティーを一つにして、このイベントを企画するのに労を惜しまなかった彼に対する、最高の報い方だとおもったね。

これがPerfumeコミュニティーの団結なんだ、って思った。シンガポールで出会ったファン達をお出迎え出来たのも嬉しかったし、新しく日本、マレーシア、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスの友人が出来た。行列に一緒に並びながら、今日のライブがどうなるかって予想しながら待つのも楽しかったし、夕食一緒に食べて、昼飯一緒に食べて、飲んで、エッフェル塔で一緒に写真まで撮った。ライブで新しい都市に同じようにフレンドリーな人達がいて、毎回同じようにグループを作った。
パリでは、ライブ会場の隣のカフェで行っていた打ち上げ終わったのが12時半過ぎで、カフェを出たのが丁度Perfumeが会場を出る時だったんだ。おかげで小声でWonder 2を歌いながら精一杯のお見送りが出来たよ。

ケルンのMeet & Greetで3人に言ったように、Perfumeが僕達を一つにしてくれたんだ。
Perfumeが僕達の友情を繋いでくれた、その事に感謝したい。
あ~ちゃんがライブで言ってたように、「僕たちは同じ音楽を愛して、同じ情熱を持ってる(We all love the same music, the same passion)」



「このチャンスに、心を一つに(One chance, one heart)」

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Perfume フランスのELLEの記事

なんだかこれがファンの間で物議を醸しているらしい。
放射能という表現がどうしたこうしたで。
ツイッターとかで言われているんですかね?

elle

対訳を拾ったので;
訳してくださっているイケメンさんいつもありがとう。

踊ろうよ……日本のポップで。

音もルック(見た目)も、Perfumeのすべてが私たちのお気に入り。
そのひとそろいを。

「日いづる国の3人組」
広島から来たKashiyuka、A-chan、Nocchiは、まるで放射能みたいだと、むしろ誇ってよい。というのも、彼女たちのポップな音楽から、人は逃れられないのだから。このポップな音楽は、日本の電波を占領し、オリコンの頂点(フランスの「トップ50」に相当)を数年前から独占している。

「60年代の美学」
モンドリアン的/幾何学的な装飾、台形の短いワンピース、カラーのタイツ、縁の飾り……。とくれば、1964年かと思う。このうえなくフェティッシュなこれらの日本女性は、ほかの誰よりも巧みに〔過去の〕リファレンスを操作し、申し分のないルックを開拓している。
ちょっとマンガっぽくて、ほどほどなレトロ加減、いたずらっぽくて天真爛漫。要するに「カワイ~」ってこと!

「幻の4人目のメンバー」
Perfumeの娘たちの成功は、鋭敏なステージ上のセンスと、メインストリームのポップさに加え、プロデュサーの中田ヤスタカのおかげだ。 若者を熱狂させる、いくばくかヒステリックな、イカレタ・エレクトロっぽい音の層を積み重ねるエキスパート。

7月7日、パリのバタクランの彼女たちのコンサートはもう売り切れ。
今後に期待しましょう……。

クレマンティヌ・ゴルドザル



文中のモンドリアンというのはオランダの抽象画家のこと。バックの幾何学模様がモンドリアン的。
pb

レトロな60年代サイケって感じ?サイケとは書いてなかったか。
衣装スタッフもフランスのファッション誌で褒められるのはうれしいでしょうね。


http://pleasurephoto.wordpress.com/2013/02/13/dresses-by-betsey-johnson-for-paraphernalia-and-opaque-tights-by-solar-1966-dave-mccabe/

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